2010年に起動するバーチャルボーイ

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DVC00167.JPGどもです、MW岩井です。

写真は、ニンドリ12月号の付録「MARIO GAME EXPO」原稿執筆時に資料用として箱から出してきたバーチャルボーイです。

バーチャルボーイのことを知らない人のために簡単に説明しますと、任天堂から1995年に発売されたゲーム機で、写真内の赤い箱が本体とディスプレイを兼ねています。
コントローラは、青い服の子どもが握っているもので、本体とはケーブルで接続されています。

本体とディスプレイが一体型というとニンテンドーDSのような携帯ゲーム機を想像される方も多いでしょうが、これはスタンドを立てて机の上に置いてプレイするという感じなので、使われ方としては据え置き型に近いいものです。

このゲーム機、最大の特徴は立体表示ができることです。ええ、ニンテンドー3DSに先駆けて、立体視ゲーム機を発売していたんですよ。
でもまあ、発売してみたところ赤一色のモノトーン表示しかできないことや、机の上に置かないと遊べないという不便さ。さらには対応ソフトの少なさなどが重なって、ヒットには至りませんでした。

でも、今さらながらプレイしてみると、その立体感は大したもので、原稿を書いた『マリオズテニス』をプレイしていると、奥から手前へボールが迫ってくる感覚がわかります。

「すごいすごい!!」

僕にとっては懐かしいソフトも、息子たちにとっては初めて遊ぶ、しかも初めて体験する3D表示ゲーム。
食いつきぶりは半端じゃなかったです。

逆に、ロサンゼルスで開催されたE3、および過日開催されたニンテンドーカンファレンスでもニンテンドー3DSを体験した僕が、その経験を踏まえた上でバーチャルボーイを体験してみると...

「ニンテンドー3DSって、バーチャルボーイより立体感あるわ...」

ええ、バーチャルボーイはある意味で3Dメガネをかけているようなものですが、ニンテンドー3DSってメガネなしに、裸眼でバーチャルボーイと同等か、それ以上の3D効果が得られるということです。
これって、すごいことですよねー。

そんな感動を味わった秋の夜でした。

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