E3取材こぼれ話#02「80マイルって何km/hだっけ?」

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IMG_7214.JPGどもです、MW岩井です。

日本→アメリカの旅は日付変更線を超えることになるため、日本を出たのが13日の夕方なのに、9時間以上飛行機に乗って到着したアメリカはまだ同じ日の午前中、なんていうタイムトラベル(?)現象が起こります。
これが「時差ボケ」の原因というわけですな。

----- 13日(日)/アメリカ

9時間以上の空の旅を終え、LAX ロサンゼルス国際空港に着いた我々ニンドリE3取材班。
徹夜明けで飛行機に乗ったこともあり、「原稿執筆用のノートパソコンや、写真撮影用のカメラを含んだ重い荷物を持って電車に乗るのはちょっと...」という意見で一致した我々は、空港からホテルまでタクシーを使うことにしました。
※写真は、実は帰りに使ったタクシーの写真です。行きは、写真を撮影する余裕なんてなくて...。
ところが、乗り込んでみると、そのタクシーの運転手さんの飛ばすこと!
制限速度は何km/hだったか忘れましたが、アスファルトにはヒビだらけ で、砂もたくさん乗っているようなフリーウェイを、 巡航速度80マイル(その時はわかりませんでしたが、時速にすると約130kmだったんですね...怖ッ...)でぶっ飛ばします。
この速度で、 それこそレースゲームのように空いている車線を見つけてはガンガン車線変更しますし、1車線に車線が減少するような分岐ポイントでもスピードを落とす気配 はなし。
この勢いで、コーナーではキキキーッ! ...っとタイヤを軋ませながらコーナリングするわけですから、我々ニンドリ取材班はもう無言 モードですよ。

我々がタクシーへと乗り込んだ途端に発車したものですから、我々3人はシートベルトもしないまま走り出すことになってしま い、挙げ句その速度ですから途中でシートベルトをすることもできず、「僕ら、今日ここで人生の終わり...なんてことはないよね?」くらいの勢いで、目と 目を合わせることに。

でもまあ、それでもE3 Expoの会場であるLos Angeles Convention Center近くになるとそれなりに渋滞してきて、自然とスピードダウン。
ようやく会話する余裕も生まれてくるわけです。

タクシーの運転手さんもサービストークというか、我々取材班に話しかけてきて。
話題はワールドカップ。
運転手「日本の試合はいつだったっけ?」
MW岩井「今日か明日ですね」
その後はよく会話を聞き取れなかったんですが、本ちゃんによると、そのあとラジオでワールドカップの中継を聞かせてくれているようだったとのこと。
でも、我々3人はゲーム感覚の運転に度肝を抜かれていたので、とてもワールドカップ中継を聞く余裕もなく。
ただ、知っている地名や通りの名前、建物を見つけては「あ、あれが○○だよね」「もうすぐ着くかな?」なんてぎこちない会話を繰り返しながら、ホテルに到着したのでした。

ですが、本当の恐怖はホテルに到着してから、だったのです...(つづく)

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