終わる季節と日常生活内の攻略要素

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HNI_0089b.JPGどもです、ディレクターのMW岩井です。

東京は、そろそろ桜の木も緑の葉が目立ち始め、桜の季節も終わろうとしています。

僕の住んでいるマンションの近くにもたくさんの桜の木が咲いているので、散りゆく桜の花びらのシャワーを浴びながら駅までの道を歩くという贅沢を味わえるのです。

と、普通の人であれば「うわー、きれいだなあ」って感じで終わるんでしょうけれども、僕はゲーム雑誌のディレクター。
なんだかんだとゲームっぽく考えてしまうわけです。

たとえば、今回のように桜の花びらが落ちてくるのであれば、桜の花びらを自分の額で受けられるように歩行速度を調節するわけです。
もちろん、周りを見ながら歩かないと危ないので、マンション敷地内などの私有地でしかやりませんけれども。

こうして、日常生活の中にゲーム性を見いだすことができると、ちょっとした「幸せな時間」がたくさん見つけられます。
たとえば僕の場合、自宅から駅まで歩いていくコースを決める際に、信号の変化を見ながら「今、目の前の信号を待って渡るべきなのか、それとも、一つ先の信号まで歩いてから渡るべきなのか」を決めます。
もちろん、皆さんもそういうことは普通に考えているんだとは思いますが、僕の場合はそれを「ゲーム」として考えているので、結果よりも「このケースで最善の結果を生み出すためには、どんな攻略が考えられるだろう?」って発想になるんですよ。

前出のケースの場合、信号の変化を推察できる要素として、簡単なところでは同じ通り沿いにある、一つ先の信号の変化がわかれば、相当攻略に役立ちます。
クルマの流れを止めないという目的のために信号同士が連動している場合が多く、一つ先の信号が黄色になれば、その数秒後には僕が渡ろうとしている信号も黄色になる...という具合です。
もちろん、一つ先の信号が視認できればそれに超したことはないのですが、道路がカーブしている場合などは、交通量の多さやクルマのスピードで判断します。
緩やかにクルマが流れていれば、まだその信号は青の状態である可能性が高いでしょうし、逆に若干スピードを出しているクルマがこちらに向かっているのであれば、黄色信号を強引に通り過ぎてきたという理由が推察されます。
また、交通量が少ない道路では前述した手段が使えないので、少しでも交通量の多い道路を使うようにする、という攻略だって考えられるでしょう。
もっとガチにやるなら、信号が青になっている時間と赤になっている時間を計測し、1ループ内における「青になっている時間」のパーセンテージを割り出して...みたいな確率まで加味して考えても面白いかもしれません。

僕は子どもの頃からこういうことを考えることが大好きで、キッチリとした攻略手段が確立できたら、それを誰かに教えてあげたい...という気持ちになるんです。
僕が子どもの頃、ゲームの攻略記事を書きたい...と思うようになったのも、こうした気持ちの一環だったんです。

皆さんも、日常生活の中で「お、これは何か攻略要素がないかな?」なんて考えるようにすると、毎日がまた違った角度から見られるようになって楽しいですよー。

※このエントリー内で使っている写真はすべて、ニンテンドーDSiカメラで撮影したものを、無加工のままアップロードしたものです

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