ニンドリ編集部スタッフ 極私的ゲーム オブ ザ イヤー2009(MW岩井)

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(おそらく)この企画の最後を飾るのは私、ディレクターのMW岩井です。WiiとDSで1本ずつ...となると、他スタッフとかぶるものも出てくるでしょうから、僕だけ勝手に(えへ!)3本ずつ選んでみたいと思います。

Wii_1・『New スーパーマリオブラザーズ Wii』

今さら僕が勧めるまでもない超人気タイトルなわけですが...。つい数日前、僕の妻や息子たち(7歳と4歳)と4人同時プレイをしていたんですが、「ああ、昔から僕が求めていた幸せって、これなんじゃないかな?」って思えるくらい、楽しく、幸せなひとときを過ごすことができました。このゲームは、小学生の頃からゲームが大好きで、ゲーム関係の仕事に就きたいと願い続けながら生きてきた僕の、1つのゴールなのかもしれません。

Wii_2・『モンスターハンター3(トライ)』
このゲームで上手くなるためには、反射神経や敵の行動パターンを覚えるといったアクションゲーム的な攻略要素に加えて、どこにどんな植物が生えているとか、どのアイテムを調合すると何ができるとか、そういう知識面での攻略要素が必要になるという辺りが非常に新鮮で。以前から人気があったことは知っていましたが始めるタイミングを逸していただけに、『MH3(トライ)』で始められて良かったです。

Wii_3・『アナザーコード:R 記憶の扉』
昨年末に入院していた僕が、職場復帰してすぐに担当した特集記事「All Aboutアドベンチャーゲーム」で開発者インタビューを行った、思い出深いタイトルでもあります。「アドベンチャーゲームはドラマの代用品ではなく、ゲームでしかできないものができるようになった」と感じた作品でした。ニンテンドーDS用『アナザーコード』の続編ではありますが、単体でも十分に楽しめる作品になっていますので、未プレイの方はぜひ。優しい気持ちになれます。

次は、ニンテンドーDS部門です。正直、ここに『ゼルダの伝説 大地の汽笛』を入れたい気持もあったんですが、まだエンディングを見ていないことや、他の人が挙げるだろうなあ、という気持もあり、若干ニッチなところを紹介しています。


DS_1・『スローンとマクヘールの謎の物語』

本作りという、文章を仕事にしてい る僕らにとって、「文章で遊ぶ」というコンセプトの本作は、なんかもう興味津々でした。物語の一側面しか見えていない文章を見せられて、どうしてそうなっ たのかの理由が少しずつあきらかになっていく...という感覚は、ほんと推理小説を読んでいるかのようで。当然、続編の『~2』も楽しませていただきました。


DS_2・『極限脱出 9時間9人9の扉』
ちょうど1年くらい前に発売されたWii版 『428~閉鎖された渋谷で~』のイシイジロウ総監督がプロデュースした、ニンテンドーDS版アドベンチャーゲーム。部屋の中に隠されたアイテムを探した り、謎を解いたり、パズルに挑んだり...という要素が前面に見えがちなこのゲームですが、やはりだいご味は『428』的な分岐するシナリオ。お世辞抜きに、 全部のエンディングを見るまで、途中でやめたらもったいないので是非。

DS_3・『立体ピクロス』
実は編集部内イチの『ピクロス』好きだった僕。当然のように、過去に任天堂さんが発売した『ピクロス』はほぼ全部プレイ(というかクリア)してきたわけで すが、それを立体ですることになるとは...! これがまた、チョー面白くて。『ピクロス』系ソフトはいろんなメーカーさんからも発売されていますが、快適に プレイできるシステムや、完成した時に達成感を感じられる演出。さらには、「ちゃんと理論的に考えて回答を導き出せるようになっている」問題がそろってい るという意味で、任天堂発売の『ピクロス』は超レベル高いです。

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最後は、DSiウェアです。雑誌でもあんまり紹介ページを確保できていませんし、気づけばもう発売されていた...って感じの多いDSiウェアだけに、blogではもっと丁寧に紹介してもいいんじゃないかなあ、なんて思っていただけに、DSiウェアもベスト3まで挙げてみましたー。

DSiウェア_1・『睡眠記録 めざまし時計』
これ、ゲームじゃないのでランキングに加えるのは気が引けたんですが...。眠る時にセットして、起きる時に目覚ましを止める。目覚まし時計としての機能だけ ではなく、毎日の睡眠時間を記録できたり、それぞれの起きた時の気持に応じて「すっきり」などと回答することで「過去に一番アナタがスッキリと目覚められ た時の睡眠時間は6時間です」なんてことがわかってしまうわけですよ。なんかもー、DSiは発売時点ですでにゲーム機に加えてデジカメやデジタルオーディ オプレイヤー機能も加わったんだ...なんて感動していたわけですが、このソフトが加わったことで、デジタル家電の1つとしても手放せないものになりました。 DSiすげー。

DSiウェア_2・『あそべる絵本 マインド テン
ある徹夜明けの朝、編集部のカズヤが「岩井さん、ちょっと対戦しましょうよ」と声をかけてきたのが『マインドテン』との出会いでした。ぶっちゃけ、身体はグダグダに疲れていましたが、その心理的な駆け引きが面白くて、つい連戦。でも、その時に対戦していたカズヤやいっさ、フジカら3人にボロ負けした僕は、その日のうちに自分でもダウンロード購入しましたとも、ええ!(悔しかったんだもの...

DSiウェア_3・『ニンテンドーDSi電卓 どうぶつの森タイプ
会社の上司らとニンドリや攻略本の打ち合わせをしていた時、ちょっとした計算が必要になり、さっとニンテンドーDSiを取り出して、このソフトで計算をした僕。取締役は若干驚いたような表情をしていましたが、「僕はニンドリのディレクターですから、電卓もDSiを使ってるんですよ」と、当たり前のような表情で会議を続けた僕。なんか、「勝った...」って感じでちょっと嬉しかったので3位に・笑

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...っというわけで、いろいろ好き勝手書いてきたわけですが、本年もそろそろ大詰め。今年1年、本当にニンドリをご愛顧いただき、ありがとうございました。

年末のこんなタイミングで『NewスーパーマリオブラザーズWii』の攻略本が全然足りなくなってしまったり、重版できない月刊誌「ニンテンドードリー ム」までも売り切れ店続出という、嬉しい悲鳴が続いています。攻略本は1月7日(木)頃に追加出荷される予定ですので、今しばらくお待ち下さい。

では、来年も皆さんにとって良い年でありますように! ニンドリも、皆さんに喜んでいただけるような本を作り続けることを、ここに宣言します! さようなら、2009年! 来年もいいゲームがたくさん発売されるといいなあ...。

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