E3取材こぼれ話#03「ウィッシュルーム気分を満喫」

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IMG_7204.JPGどもです、MW岩井です。

我々ニンドリE3取材班が宿泊先として選んだのは、モーテルのDunes Inn
※モーテルとは「モーターホテル」の略で、自動車による長距離旅行中に泊まる、安価な簡易宿のことです。DS用ソフト『ウィッシュルーム 天使の記憶』の舞台となる、ホテル・ダスクのようなものだとご想像ください。

E3 Expo会場からは10kmほど離れているため、徒歩だと2時間以上かかりますが、地下鉄なら乗り換え1回で、30分ほどで着くというまずまずのロケーション。

ええ、ニンドリでも経費節約が叫ばれている昨今、僕らは自動車を使っているわけでもないのに、価格重視でここに泊まることにしたわけですよ。

リンク先の写真を見るとすごくきれいなホテルにも見えなくないんですが、中に入ってみると...。
HNI_0097room.JPGこの写真ではディティールまではよく見えないかと思いますが、数10年以上前に建てられた古い宿だけれども、頑張って壁をコンクリートで補強して、白いペンキで壁を塗りたくって、リフォームは頑張りました-、みたいな感じなわけです。

コンセントの穴も陥没していて、電源ケーブルを挿しても頻繁に接触不良になるし。
エアコンは「送風」「暖房」「冷房」それぞれ弱と強が選べるだけという、相当旧式の箱形エアコン。

「まあ、別に異性とハネムーンに来ているわけでもないので部屋がボロいことは大目に見ましょう! さっさとパソコンをインターネットにつないで、とりあえずメールチェックでもしますか!」
そう思って、僕とかずやは自分のノートパソコンをスーツケースから取り出し、Ethernetケーブルを用意して、壁のネットワーク接続口を探してみたものの、見つけられず。

「予約をお願いした旅行会社の人に、安さは重視してくれとは言ったけど、エアコンとインターネット設備だけは必須だって言ったのに...」
部屋でインターネット接続ができないと、E3を取材してきた写真も、原稿も日本の編集部に送れません。
そうなると、どこかインターネットカフェでも探す必要があるのですが、ロサンゼルスにインターネットカフェがあるのかどうか、それすらわかりません。
正直、あまりのショックに愕然としてしまい、思わず逃避行動としてシャワーを浴びてきてしまいましたが、フと机の上にある紙に目をやると、何やらマニュアルのようなものが。

「インターネット接続方法」
なんとこのモーテル、超ボロい外観&内装ですが、全部屋で無線インターネットが使えるようになっていたのです。
ただし、マニュアルを読む限り、接続用のパスワードは内線を使ってモーテルのフロントに聞け、とのこと。

「うわ、インターネットを使うのに別料金やチップを請求されたら嫌だなあ。でも、仕事で必要なものだし、ネットカフェを探すよりは全然マシか...」
そう思ってかずやといっしょにモーテルのフロントに行き、パスワードを聞いてみると、フロントにいた白髪のお爺ちゃんはこう回答してくれました。

「ああ、パスワードね。1234567890さ。簡単だろ?」
えーっと...。秘密にするほどのことでもないような...。

事実、そのパスワードを本ちゃんに伝えるため、本ちゃんの部屋を訪れてみると...。

本ちゃん「え? パスワードは部屋のマニュアルに書いてありましたよ?」
MW岩井「...」


こうして、僕らのロサンゼルス取材は幕を開けたのでした。

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どもです、MW岩井です。写真は、我々が宿泊していたモーテルの向かい側から、モーテ... 続きを読む

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