「ドリキン展をやりましょうよ」
編集部かややんのこの一言によって
ニンパクのプロジェクトはスタートしました。

読者さんから送られてくる
投稿イラストの展示会を開くことは
私たちの永年の夢だったのです。

でも、せっかく創刊10周年だし
ニンドリのバックナンバー150冊を
すべて並べて、みんなが
読めるようにしたいよね。

だったら、編集部の奥にしまってある
レアなグッズを展示して
みんなに見てもらおうよ。

そのようにして、ニンパクの内容は
雪だるま式に膨れあがっていきました。

でも、企画の立案から、開幕予定日まで
わずか2か月しかありません。

しかも、雑誌や攻略本の編集作業の
合間に準備を進めることになります。

時間もスタッフも足りない。

それでも、私たちは手作りの
イベントにしようと思いました。

なぜなら、雑誌こそが
手作りのメディアだからです。

ニンドリ10年の歴史のなかで
初めて開くイベントだからこそ
ニンドリらしさを大切にしたい。

外部の業者さんにお願いするのは
ショーケースなどの備品のみ。
展示レイアウトやパネルなど
ほとんどすべてのことを
スタッフの手作りで準備を進めました。
もちろん、会場の設営も徹夜で
行いました。

そうして不安な気持ちになりながら
8月26日の開催日を迎えました。

みんなに喜んでもらえるだろうか。

関係者しか来なかったらどうしよう。

ところが、2日間にご来場いただいたのは
のべ1312人！
予想をはるかに超えた来場者数になりました。

もう感謝の気持ちしかありません。
本当にありがとうございました！

会場では、たくさんの読者さんから
「来年もまたやって！」と
声をかけられました。

ニンドリ博は10周年記念イベントです。
なので、次回開くとしたら2016年…。

でも、主催者としてもニンパクは
一生忘れることのできない
楽しいイベントになりました。

ですから、10年先まで待てないなあと
正直、思っているところです。
（サオヘン）


最後に会場に残っていたみなさんと
Wiiのポーズをとりながら
記念写真を撮りました