糸井重里 MOTHER3について大いに語る
本当は、まだまだ続いた糸井さんのお話。最後にそのなかから、ゲームにもこっそり登場していた、糸井さんお気に入りの「コロッケパン」と「イルカのじこつ」のお話を紹介します。

リュカとクラウス糸井さんが、つい最高だと言いたくなっちゃう「コロッケパン」

●吉祥寺の、おーいしいコロッケパン
─ 『2』には「『3』を開発中」みたいなネタが入っていましたけど、今回も開発現場ネタは入っているんですか?
糸井 うん。4章のYADOの2階で聞ける会話ですね。「このおにぎり食っていいですか?」「ああ、どうぞ」みたいな(笑)。そんな会話を、開発中は毎日のようにしてたんですよ。非常にシンボリックな会話でしたね(笑)。吉祥寺にロンロンっていう駅ビルのショッピングセンターがあって、そこに毎日のようにおにぎりを買いにいくわけですよ。
─ 開発会社のブラウニーブラウンは東京の吉祥寺にあるんですね。
糸井 うん。で、メンバーのなかに、すっごい保守の保守に向かっていくタイプのヤツがいて、いろんな食べ物が売ってあるのに、合宿の2日目から2ヵ所しかないおにぎりコーナーのどっちかに絶対いるんです。コーナーを通ると、おにぎりの前にそいつが絶対立ってる(笑)。
一同 (笑)
糸井 で、今日はいないなあって思ってると、必ずもう1ヵ所のおにぎりのところにいるわけですよ(笑)。
─ 吉祥寺ではお気に入りのコロッケパンを見つけたそうですね。
糸井 あのコロッケパンは、いまも食いたいなあ。
─ そんなおいしいんですか?
YADOでの会話
↑YADOでの、この発言も糸井さん?

糸井 うん。外側はカリッとしてて、中はやわらかめでね。できたてって感じで、ホントにおいしいですよ〜。あのお店もロンロンの中にあって、いまも食べたいっ! 店の名前はアンテンドゥ。アン・テン・ドゥ、どぅ?って(笑)。実は去年の夏に、親しらずの大手術をして、入院してたんですよ。それで、治ったときに「何が食いたい?」って聞かれたんで、病院の食事もイヤだったし、(息も絶え絶えの演技をはじめて)「吉祥寺に……ナカバヤシというヤツが…いるんで…そのナカバヤシにたのんで…あの…コロッケパンを…買ってきてくれ…」(笑)。
一同 (爆笑)
─ そんなにもおいしいんですね(笑)。
糸井 僕にとっては、一部ファンの『MOTHER2』みたいな存在。あれを超えるコロッケパンはありませんって、つい言いたくなる(笑)。 コロッケパン
↑これがつい、「きゅうきょく」と言いたくなっちゃう「アンテンドゥのコロッケパン」です! ほんとにおいしかった〜! コロッケパンは毎日12時と4時にこの丸い看板の下に並べられます。

リュカとクラウスイルカのじこつとビーチコーミング

●漁師のお守り
─ ビーチで拾うことのできる、イルカのじこつって一体なんですか?
糸井 あれはね、僕がイルカのじこつのペンダントを持ってるんですよ。で、イルカが海で死ぬと、それが長い間波にゆらゆらして、どんどん色んな骨も溶けていく時に、耳の奥にある耳骨っていうのだけが、溶けずに海岸に打ち上げられるんです。ビーチコーミングっていう遊びがあるんですけど、そのなかで拾える物のひとつに、イルカの耳骨があるんです。それは漁師さんや、サーファー達が、またここに帰ってこられるようにっていうお守りなんですよ。それの存在を知って、いいなあ〜って思って買ったんです。で、うれしくて、ちょうど首から下げてた時期でもあったんで、ゲームのなかにも入れたわけですね。
→イルカの耳骨はネットでも買えます。(http://emonoya.m-boso.net/shop/irukajikotu/)

ビーチコーミング
↑タコのハチも大好きだという「ビーチコーミング」。ブロンソンもやっていたっけ



糸井さんの語る「MOTHER3 WORLD」のお話は、ここでおしまいになります。  「MOTHER3 WORLD」─そこにこめられた、糸井さんの遊び心いっぱいのお話は、きっと「あの島」で再び遊ぶためのヒントになったのではと思います。読んでくれて、本当にありがとう! つぎにあう カエルによろしくね。


●「ほぼ日刊イトイ新聞」のMOTHERのページも読んでみよう
糸井重里さんが主宰しているウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」では、『MOTHER3』のライナーノーツともいえるインタビューを読むことができます。
そのほかにも素敵な『MOTHER1+2』のプレイ日記や、読み応えたっぷりなコラムなど、様々なページがありますので、ぜひ読んでみてください。 →ほぼ日刊イトイ新聞
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