─ 実際に遊んで感じたんですけど、キャラクターのセリフがぶっ飛んでるなあって。ねえ、田邊さん(笑)。
田邊 (マジメな表情で)今回やったのはイズさんですよ。
一同 (笑)
─ でも、セリフの中に『もぎたてチンクル』(06年)を作った田邊さんのにおいがプンプンしますよ(笑)。
川出 確かに田邊さんからいろいろ教わって作りました(笑)。
田邊 『エキサイトトラック』のインタビューのときもお話しましたけど、近年のわたしの制作テーマは、いわゆる「バカゲー」です。でも今回、セリフに関しては全く口を挟まへんかったと思いますよ。
川出 でも、田邊さんに開発途中のゲームを見せるたびに、「もっとバカっぽくしてください」って言われてました(笑)。
上田 ストーリーがどうのこうのというよりも(笑)。
田邊 例えばキャラクターのセリフが、「YES」と答える場面だとしても、「はい」って答えるだけじゃあ面白くないでしょう。
─ 本当に田邊さんが書き直すようなことはなかったんですか?
田邊 今回はなかったです。
川出 僕らとしてもこれくらいバカっぽくしておけば、田邊さんもOKかなって。
上田 どちらかというと、今回はイズさんの暴走を止めるくらいの感じだったんですよ(笑)。
川出 ステージ3のところでは、上田さんから「川出さん、これはどこまで本気なんですか?」って聞かれたくらいですから。もちろん「全部本気です」って答えましたけど(笑)。
上田 あれでも抑えたほうなんです。
─ 抑えてアレですか?(笑) それにしても、『スーパーペーパーマリオ』で、あんなにぶっ飛んだセリフが読めるなんて、誰も想像できないと思うんですよね。
田邊 やっぱりマリオのゲームは宮本なんです。原作者として、正統な系譜があるわけです。その正統な系譜の守るべきところは守りつつ、新しいこと、違うこともやってみたいなと。
─ マリオを使いながらも、どこまで許されるんだろうと挑戦しているようなところがあるわけですね。
川出 それはありますね。
上田 だから、川出さんたちから、「ここまでだったらOKちゃう?」って感じで大胆に攻めてこられるので、監修する僕らは大変なんです(笑)。
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